意図せずSEOネタが続く

KOMOREBI || blog :「これがSEOの功罪?」経由
CNET Japan :「SEO企業の功罪:ネット戦略の大局観」


あはははは、おもしれー! SEO屋の真髄を見た。
そうそう、こーゆー風に形振り構わず必死なのがSEO屋ですよね。
ユーザの利益なんか考えないから「検索エンジンを騙す」事に躊躇いが無い。


念のため俺定義を明かしときますが、
「まずPRありき」と理解し、PRの実装としてSEOを行うヒトは、
SEO屋」ではなく、「SEOスキルのあるPRディレクター」だと思ってます。
SEO屋」は、ユーザにもクライアントにも誠意の無い、
騙しながら小手先のSEOを売る業者の蔑称。


例えば、経由元で住太陽氏の御名前が上がってますが、
私もパネルディスカッションの場等で氏の考えを拝聴した事があり、
上記定義により、氏を「SEO屋」だとは思いません。


話を戻しますが、それにしても本文も興味深いですね。

多くのSEO企業が行うサービスの内容をブラックボックスとしているんです。

やっぱり「SEO屋」連中が認識している業界は、
我々「Web屋」「ウェブ・インテグレーション・サービス」業界とは
全く別の世界、いや、別の次元にあるんだなぁと感じます。
と言うか、そんなの何処にあるんだろう?(^^;


だって、我々「Web屋」は「SEO施策」の何たるかを具体的に説明しますもん。
クライアントにそれを説明できなかったら、何に金を貰うんだよって話。

ほとんどの企業がブラックボックスとするため、一概には言えませんが簡単に言えば「バックリンク獲得」と「ストリクトな構文へのコード書き換え」です。

恐らく「SEO屋」にはこれが限界なのでしょうが、
「Web屋」や「PR意識のあるディレクター」は違います。
例えば経由元に書かれている住太陽氏の様に、
コンテンツの表現に対するアドバイスも行います。
コンテンツ(内容)がダメなのに検索エンジン騙して順位だけ上げても、
売上(ないし認知度)向上には繋がらないんですよ。


それでクライアントは納得するんですか?
クライアントは瞬間風速的にアクセス数を稼ぎたかったんですか?


だから!SEOなんて欺瞞だと言っ(以下略)


ところで、はてブのコメントを見ると、
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.freesia.org/2007/12/seo.html

「でもクリックする人いるのかね」とのコメントが付いていますが、
これは読者にクリックさせる事を意図した隠しリンクではありませんよ。
クリックさせるためなら、逆に分かり易くしておくでしょう。


このページを読み込んだ検索エンジンクローラーに対してのみ、
CNET Japanのコンテンツから有意な文脈で参照されている」
と誤認識させるためのリンクです。
人間がクリックすれば文脈上不自然なリンクと気付いてしまうので、
人間はクリックしないよう、隠しているのです。


これも一種の「SEOスパム」です。
SEOスパムって何?」と聞かれた時のための資料として、
ローカルに保存しておかなくちゃ...。