ガトリングガンあらわる。


私は、いわゆるモヒカン族殺伐としているとは思っていない。
更に言えば、id:ishinao氏の見方に深く共感している。

モヒカン族殺伐としているのではなく、モヒカン族メソッドを見た非モヒカン族が、そこに勝手に「殺伐」を見つけるのです。

この文章がモヒカンに対して言及したいと思ったきっかけなのだが、
情緒非依存なモヒカン族の中に勝手に「殺伐」を見出すムラビト達は、
内面では「殺伐」を独占的に抱え、敬語に包んで振り翳す危険な存在だ。


真の意味で「殺伐」を持たないモヒカン族を、その手斧だけ見て、
悪意ある危険な存在のように見る向きもあるかも知れないが、
情緒に依存するムラビト達こそ、悪意と言う武器を隠し持っている。
それは手斧なんてレベルではない。例えて言うならガトリングガンだ。
一度火を吹けば、モヒカン族なんて瞬く間に蜂の巣にされてしまうだろう。


そして、遂にその時が来たのかも知れない。

ただ、この2つの効果はかなり大きいのです。「無断リーブ」はモヒカン族をとても「イライラ」させます。嫌がらせとして非常に有効です。このことをよく覚えておきましょう。

ひとつは、「無断リーブはWWWの思想に反する」ということです。ほら、よく理屈っぽいひとが言うアレですよ。「そもそもWWWとは〜」とか「情報の共有が〜」とか「リンクは自由であって〜」とかいう、お経みたいなヤツね。わかりやすく言うと「無断リーブモヒカン族の神様にツバを吐く行為」なんです。

もうひとつはもっと簡単です。「自分のブログにリンク切れがあることを、モヒカン族はとても嫌う」ということです。仲間のモヒカンがブログを見に来て、リンクをクリック。「ページが見つかりません」! こりゃカッコ悪いですよね? 秩序を重んじるモヒカン族には耐えがたいことです。

思わず吹いた。いや、これは確かに有効だろう。
これこそガトリングガンが出て来たようなアグレッシブな対応だが、
ヨソモノに対しては敵意・悪意を隠さないムラ気質にも合致しているのではないか。
これでまた一歩、モヒカン族の最期が近付いた。


ただ、その後の引用に関するくだりは微妙だ。

また、記事が引用された場合ですが、元の記事を削除したり書き換えたりしてしまえば、「モヒカンが捏造した」「モヒカンが引用するときに改変した」「名誉毀損だ」と主張することもできるかもしれません(証拠が残ってなければね)。

そこまでの追い討ちは返って危険なので、お勧めすべきではない。
すぐに思いつくところではGoogleキャッシュ対策が必須、と言う事だが、
あまりネタ度の高い文章だと大勢が一斉に飛び付く可能性もあり、
直接にリンクや引用をしなくても済む場合がある。
例えば、このGoogle検索結果を見て欲しい。
Google:不正アクセス禁止法に抵触しない程度の簡単なバックドア


このコメントは、ある情報セキュリティ関連の講習会における講師の発言だが、
御覧の通り、不正アクセス禁止法を理解していない内容だったために、
とあるニュースサイトに掲載された際に広く話題になり、
その後、ニュースサイトでは(更新日を誤魔化して)密かに差し替えられた。
当該記事のオリジナルは既にネットワーク上に存在していないのだが、
多くの人々が引用した事により、消しようがなくなっている。


この様な場合、捏造の濡れ衣を着せようと思ったら、
非常に多くのヒトへ並行して攻撃を仕掛けなければならない。
あくまで例だが、この場合は幾らなんでもハードルが高過ぎるだろう。
コストを考えると、無断でリンクできない仕組みを導入した方が遥かに楽だ。